日本は貧しくなった…? サラリーマンの年収の推移
物価高の追い打ちによる貧しさも
また、現在の日本においては物価高も無視できません。2022年に入って電気やガス、ガソリンといった光熱費や燃料、トイレットペーパーなど生活必需品が既に値上げされています。また、小麦価格の値上げなども発表されているなど、食品含め全体的な物価の高騰が驚異的なスピードで進んでいます。 今後このようなスピードで物価高が進んでいくと、食料や生活必需品の購入すらためらうようになり、本格的に貧しいと感じる人たちが増えていくことでしょう。
まとめ
日本は現状、平均給与が伸び悩んでいる状態にあります。その中で、国民負担率は50%近くにも上り、物価高による支出の圧迫もあり、自由に使えるお金という観点からは日本は貧しくなっているともいえます。 ただし、貧困にあえぐ途上国と比べると、平均的な日本人はまだまだ裕福といえます。 とはいえ、今後もこの状況が続くと、日本においても貧しいと感じ、貧困にあえぐ人が増えていくかもしれません。 参考 国税庁 令和2年分民間給与実態統計調査 国税庁 平成21年分民間給与実態統計調査 厚生労働省 厚生年金保険料率の引上げが終了します 国税庁 国民負担率(対国民所得比)の推移 執筆者:柘植輝 行政書士
ファイナンシャルフィールド編集部