「競輪に投資して勝てれば返すつもりだった」 人材紹介会社から約37万円詐取容疑 介護施設運営会社の男女2人逮捕
即日給与が支払われる制度を利用した人材紹介会社から、現金を騙し取ったとしてすでに逮捕されている介護施設運営会社の元代表の男と、元従業員の女が逮捕されました。 電子計算機使用詐欺の疑いで、逮捕されたのは介護施設運営会社元代表、西影由貴容疑者(38)と元従業員の江野村里加容疑者(55)です。 西影容疑者らは去年12月、人材紹介会社に関係者が設立した会社の架空の求人を掲載し、応募してきた就労者を雇用したようにみせかけて、虚偽の出退勤情報を登録し、人材紹介会社から現金計約37万円を騙し取った疑いが持たれています。 西影容疑者は「従業員の給料を払えない状態だった。競輪に投資して勝てれば返すつもりだった」と容疑を認めているということです。 また、江野村容疑者も「間違いありません」と容疑を認めているということです。 人材紹介会社から約435万円以上を騙し取った疑いがあるとみて調べを進めています。 西影容疑者は介護施設を利用していた姉妹の口座から現金を横領した罪などで逮捕・起訴されています。
ABCテレビ