【プレビュー】残留争い直接対決。7試合勝利なしのエイバルが最下位ウエスカを迎え撃つ | ラ・リーガ
エイバルとウエスカの残留を争うライバル同士の一戦。残留のためにも勝点獲得が求められるが、今回はどのような一戦となるのだろうか。キックオフは日本時間27日22時となっている。
エイバル(17位 勝点21|4勝9分11敗|19得点27失点)
ここ7試合勝利なしと厳しい状況に追い込まれているエイバル。気づけば、降格圏とはポイント差がなくなり、最下位ウエスカともわずか2ポイント差となった。 一貫して4-4-2を採用しているものの、やはり明確な攻め手がないのが弁慶の泣き所に。ブライアン・ヒルの突破頼みとなっているのが現状で、複数得点は最後に勝利したグラナダ戦から1試合もない。 守備陣では最後方のドミトロヴィッチが奮闘しているものの、攻撃陣がそれに応えられず、敗れるケースも多々あり、乾貴士や武藤嘉紀らアタッカー陣の奮起が求められる。
注目選手:武藤嘉紀
ここ2試合はスタメンから外れている武藤嘉紀。ゴールも昨年11月のベティス戦から遠ざかっており、同僚の乾貴士同様に状況は厳しいままだ。 ここまでのパフォーマンスは、ピッチ上でアグレッシブな動きを見せているものの、フィニッシュの局面でのミスが響いており、結果を残せていない。ウエスカ戦で先発するかどうかは不透明だが、苦しい状況のチームを救うためにも、ゴールという明確な結果を目指したい。
予想スタメン(4-4-2)
GK:ドミトロヴィッチ DF:アンヘル、ビガス、アルビージャ、ポソ MF:レオン、エスポシト、ディオプ、ヒル FW:キケ・ガルシア、エンリク
ウエスカ(20位 勝点19|3勝10分11敗|21得点35失点)
最下位に沈んでいるウエスカだが、ここ4試合では2勝。3バックに変更し、復調の気配を見せている。 エイバルを相手に勝利すれば、勝点差でもひっくり返すことができるだけに、3ポイントを狙っていきたい。3バックを採用して以降はレアル・マドリード戦を除けば、複数失点は喫しておらず、勝点を獲得できるかどうかは攻撃陣にかかるところが大きい。 岡崎慎司やラファ・ミルといったゴールを求められる選手が結果を残すことができるかどうかが、勝負のカギを握る。