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川藤 幸三の母校・若狭(福井)は、一体感とモチベーション向上で再開の時を待つ

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高校野球ドットコム

 緊急事態宣言の延長が31日まで延長となることが決定し、ますます練習再開までの道のりが長くなってきた高校野球界。選手たちとグラウンドで練習できない日々が続き、モチベーション低下を懸念される声が多く聞こえる。 今年も群雄割拠!!2020年の大阪の勢力図を徹底紹介!  福井県の若狭高校もその中の1つ。OBには阪神で活躍された川藤幸三さんがいるなど、これまでに10度の甲子園出場経験を持つ学校でも、全国の学校が悩んでいる壁にあたっている。部長として選手たちの指導にあたっている内田 稔之先生も「まだまだ難しい状況です」と電話取材で話を聞くと困惑しているのがわかった。  若狭では休校延長だけが確定し、詳細な日程までは決まっていない。先行きが見えない日々に内田先生のところに保護者から、「今後が不安で、モチベーションが下がってきている」との連絡が届いた。  「自粛に入る前に監督から選手に向けて、練習メニューや過ごし方の話をし、選手たちに考えて過ごしてもらえるように指示を出しました。その後も時折メッセージを監督が選手へ送っていましたが、時間が経ってモチベーションの維持ができなかったんです」  そこで若狭は、どうすればチームとしての一体感を持ち、高いモチベーションで練習に取り組めるのか。そこで思いついたのがLINEの活用だった。  「選手同士のグループLINEにあるノートに取り組んだ練習メニューを書くことで、仲間の頑張りを見ることができ刺激を与えあっています。また主将が代表して監督に報告して、監督はそれを確認してフィードバックしています。また監督から毎日野球に関する問題を選手に出し、返答をもらうなど、選手と監督のつながりもきっちり作っています」  選手の保護者からも表情が変わりモチベーションが戻ってきていると連絡をもらっており、効果は抜群だった。2か月近く全体練習ができていない厳しい状況だが、何とかLINEを通じて再開の時を待っている。  「一刻も早く社会に平常が戻り、野球の練習も再開できるように祈るしかできないです」と内田先生が最後にコメントをしたが、その想いは全国の指導者が願っていることだ。この暗いトンネルを抜ける日が来ることを強く願いたい。

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