HOKA、サロモン、リグ…“シューズ界のアーユルヴェーダ”足の疲れを癒やす「リカバリースニーカー」5選
2. rig FOOTWEAR「ponga」 ■ 日本人による、日本人のためのリカバリーフットウェアブランド 2019年誕生、本邦初のリカバリーフットウェアブランドとして存在感を示しているのがリグ フットウェアだ。日本人の足の特徴に基づいたフットベットを採用し、日本人にとって最も快適になるように設計された本モデルのアッパーにはクラレ社のヴィーガン・スエードを採用。温かみのある雰囲気に、本革以上の耐久性と防汚性も兼備する。 さらにカカト部分を踏んでも履ける2WAY仕様で多様なシーンに対応。肝心のソール部分はといえば、リカバリーに必要な機能をオールインベットした3層構造。バケットシート型のミッドソールは、ブレを抑え安定した歩行を実現させるだけでなく、膝・腰などへの衝撃を約30%も軽減。さらに、ふくらはぎの血流量を1.5倍~2倍増幅して回復を促す。 ちなみにモデル名は、夜道に月明かりに反射するシダの葉裏を進行方向に向け、後続の仲間への道しるべに使われた「銀シダ」を意味するマオリ語。善き人生を歩むための指針となり得るわけだ。
3. Salomon「REELAX MOC 6.0」 ■ 足をやさしく包み込んで癒やす、第6世代「リラックス モック」 昭和世代にはスキーウェアの印象が強いサロモンだが、近年ではゴープコアに代表されるテック系ファッションの盛り上がりに呼応するように、先進的なブランドイメージを新たに確立。当然、リカバリーシューズに対しても意欲的だ。 本作は“癒やし・休息”をその名に冠する「リラックス モック」の第6世代。柔らかく通気性に優れたメッシュアッパーと、足の自然な形を模倣して快適性を向上させたソックライナーのコンビが、足全体をゆったりフィットでやさしく包み込む。 また、天然ゴムを30%まで配合した大型のフューズフォーム EVA ミッドソールを採用し、クッション性に優れたソフトな履き心地を実現している点も見逃せない。カカトを折りたたむことで、サンダルのように手軽でストレスのない脱着を可能とする構造もまた、効果的な回復へと導く一助となる。