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サービスエースとレシーブエースはどちらが多いのか|データでみるTリーグ

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Rallys

卓球という競技において、サーブ・レシーブの重要性は非常に高い。 とりわけ、サーブはその後のラリー展開を大きく左右する。サーブは、相手の影響を受けず、自分の求める回転、コース、スピードでボールを放つことができる。卓球のラリーの中で最も戦略の自由度が高いといえるだろう。 【写真】サーブレシーブに定評のある吉村真晴 サーブが得意なプレーヤーならば、強烈な回転をかけたり、回転の判別しづらいフォームでサーブを出したりすることで、相手のレシーブミスを誘うこともできる。 一般的に卓球はサーブ側が有利とされており、その傾向はTリーグのデータにも表れている(Tリーグ2019-2020シーズンのサーブ側の得点率は約53%)。 中でも、サーブだけで得点を取る「サービスエース」は相手にとって最も嫌な失点になる。サーブの回転を読み切れずにレシーブミスをしたり、急なロングサーブに対応できずノータッチでエースを奪われたり、その後の試合の流れを変えてしまうこともある。 とはいえ、昨今はレシーブ技術の発展も著しい。その代表格はやはり「チキータ」だろう。バックハンドで順横回転をかけて返球するこのレシーブの台頭により、レシーブから攻撃的にラリーに入るという新しい展開が誕生した。 今回はサーブとレシーブという2つの技術、その中でも「サービスエース」と「レシーブエース」について調べてみた。

サービスエースとレシーブエース、多いのはどっち?

サービスエースとレシーブエースはどちらが多いのだろうか。チキータの登場によりレシーブから積極的な攻撃展開を作るプレーヤーが増えているものの、やはりサービスエースのほうが多いというイメージがあるのではないだろうか。 今回は、Tリーグのデータをもとにその傾向を調べてみた。Tリーグの公式サイトには各選手の様々なデータが掲載されたスタッツページがある。 このデータから、サービスエース数/1ゲーム、レシーブエース数/1ゲームの全選手平均を集計したところ、以下のような結果となった(平均値は各選手のサービス・レシーブエース数/1ゲームに出場ゲーム数を乗算し、全選手のサービス・レシーブエース数合計/全選手の出場ゲーム数合計で算出)。 サービスエース数/1ゲーム:1.07回/1ゲーム レシーブエース数/1ゲーム:1.68回/1ゲーム 意外にも、レシーブエース数がサービスエース数を上回る結果となった。1ゲームあたり1.68回というその頻度もかなり高いように感じられる。 ただし、ここでいう「レシーブエース」は自分のレシーブの次の球、いわゆる3球目で相手が返球できなかった全てのケースが含まれる。つまり、甘いレシーブをしてしまったが相手が3球目攻撃をミスした、というような場合も「レシーブエース」として扱われる。これが我々のイメージと実際のデータが乖離している1つの要因ではないだろうか。

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