名古屋グランパス・長谷川監督、「まだ、やれそうな感じはする」 引退のFC東京・ディエゴオリベイラにエール
名古屋グランパスの長谷川健太監督(59)が29日、30日のホーム最終・鳥栖戦(長良川)に向けた取材に応えた。28日に、FC東京のFWディエゴオリベイラ(34)が引退を発表。2021年まで指揮を執った古巣の主力選手の引退に「本当にディエゴには感謝しているし、次のステージで活躍することを祈りたい」と語った。 長谷川監督がFC東京の監督に就任した2018年に柏から期限付き移籍加入。2019年には、FW永井謙佑(35)との2トップが猛威をふるい、終盤まで優勝争いを繰り広げる2位躍進に貢献した。 「もともとFWではなく、ボランチをやった選手なので守備も非常にハードワークしてくれた。日本に来て、前線のプレーが開花して、ディエゴと謙佑がツートップで引っ張ってくれたからこそ、19年はもう一歩というところまでいったと思う」と振り返った。 34歳という早い引退には「まだ、はたから見るとやれそうな感じはする」と惜しみつつも「一緒に仕事している時から、もう4年で辞めるような話もしていたので。自分の次のステージという部分がしっかりと見えてるんじゃないかなと思うし、もし会うようなことがあれば、お疲れさまという言葉を掛けてあげたい」とエールを送った。
中日スポーツ