西武の“歴代最強”捕手5人(2)黄金期を築いた名キャッチャー
球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(埼玉西武ライオンズ・捕手編) 【表】パ・リーグ最強打者ランキングトップ10の移り変わり
黄金期築いた名キャッチャー
伊東勤(いとうつとむ) 投打:右投右打 身長/体重:181センチ/84キロ 生年月日:1962年8月29日 経歴:熊本工-所沢高 ドラフト:1981年ドラフト1位 ○ベストナイン:10回(1985-88、90-92、97-98、2002年) ○ゴールデングラブ賞:11回(1985-88、90-92、94-95、97-98年) ○オールスターゲーム出場:16回(1984-98、2002年) 西武一筋22年を貫き、黄金期を築いた名キャッチャー。1984年に主力となると、翌85年には打率.258、13本塁打、盗塁阻止率.392と攻守に強い存在感を放ち、リーグ優勝の原動力となった。20年近くチームの正捕手を担い続け、その間にリーグ優勝12回、日本一6回を達成。キャリア晩年には一軍総合コーチを兼任し、指導者としての経験も積んだ。 通算成績は、2379試合出場、打率.247、1738安打、156本塁打、811打点、134盗塁となっている。
ベースボールチャンネル編集部