【オリックス】田嶋大樹が7回3失点粘投も拙攻でドロー「いい流れをストップしたり、向こうに流れを渡したり」
◆パ・リーグ ロッテ3―3オリックス(6日・ZOZOマリン) 鬼門で負けなかったが、勝利も手にできなかった。田嶋が7回3失点の粘投も、拙攻が響いて勝ち越せず。「いい流れをストップしたり、向こうに渡したり…。競った時に勝つ野球にはならない」。昨季1勝11敗のZOZOマリンで2点差を追いついてのドローにも、中嶋監督は渋い表情だった。 2回1死一、二塁で安達の右前適時打に一塁走者の頓宮が三塁を狙い憤死。4回1死一塁では頓宮がフルカウントから四球を選び一、二塁となるはずが、スタートを切っていたモヤが捕手からの送球に“盗塁死”と勘違いして離塁。タッチアウトとなった。「流れを考えた時に非常に良くない」と指揮官はこぼした。 走塁ミスに加え、打線は12球団で唯一、開幕から10戦連続2ケタ安打なし。球団では1961年以来4度目で、同ワーストの11試合連続(40年)にあと1試合と迫った。1試合平均2・8得点はリーグワースト。「何とか(打線を)つなげなきゃいけない」と中嶋監督は打の活性化を求めた。(宮崎 尚行)
報知新聞社