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【プレイバック】日大藤沢、5年ぶり5度目の選手権出場まであと一歩

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高校サッカードットコム

大会開催の延期が相次ぐが、サッカーの炎は絶やすな! 過去の熱線をプレイバック! 【2019.11.23 第98回全国高校サッカー選手権神奈川予選 準決勝 日大藤沢 vs 桐蔭学園】 【フォトギャラリー】日大藤沢 vs 桐蔭学園  11月23日に神奈川県予選の準決勝が開催され、日大藤沢が桐蔭学園と対戦。4-3-3の布陣で臨むと、ピッチを広く使った攻撃で相手を押し込む。パスワークも冴え、チャンスを生み出した。30分には斉藤夏が強烈なミドルシュートで先制ゴールを奪取。これには佐藤輝勝監督も「素晴らしいミドル。練習していた通りで、枠に低い弾道で決めてくれた」と唸り、値千金の一撃でゲームを優勢に進めていった。  迎えた後半も流れは日大藤沢。1年生ボランチの植木颯が中盤でボールを奪うと、植村洋斗や斉藤が素早く前に展開する。最前線の平田直輝もフィジカルの強さを生かしたポストプレーでパスを収め、ウイングの浅野葵と成定真生也がサイドから好機を演出。流れの中からゴールを奪えずにいたが、50分に吉本武の左CKからCB宮川歩己頭で合わせて加点。60分にも吉本のFKから宮川が再びヘディングでネットを揺らし、勝負を決定付けた。  最後まで集中力を切らさなかった日大藤沢が桐蔭学園を3-0で下し、桐光学園が待つファイナルへ駒を進めた。  今年の日大藤沢は2年前にルーキーリーグを制した選手たちが最上級生となり、当初から期待値が大きかった世代。だが、今季はスタートから苦しんだ。リーグ戦では優勝争いに食い込んでいるものの、選手層の薄さとここ一番で勝負弱さを露呈。夏のインターハイ予選は準決勝で桐光学園に0-1で敗北し、全国行きのチケットを掴めなかった。  しかし、チームは夏以降に選手が台頭。吉本や平田といった3年生が結果を残し、この準決勝で好パフォーマンスを見せた。また、選手権予選前にポジションを掴んだ植木も、欠かせないチームに欠かせない存在になりつつある。今では「試合で使えるようになるまで時間がかかったけど、黒子の役割を担えるまでになった」と指揮官が太鼓判を押すほどだ。  ベンチには夏前まで主軸を務めていた古谷陸や有山佑汰らが控えており、チームの選手層は見違えるように分厚くなった。今では計算できる選手が15人以上。相手や状況に応じて選手を起用できるようになったのは大きな意味がある。  30日に迎えるファイナル。相手は夏のインターハイで苦渋を舐めた桐光学園だ。最大のライバルを倒し、全国4強を成し遂げた2014年度以来の大舞台に挑めるか。現在の力を持ってすれば、勝機は十分にある。

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