竹脇まりなの分岐点。宅トレ動画でパソコンが壊れたかと思うほど”バズる”を体感したターニングポイントを深堀り!
フィットネスで人生を変えた竹脇まりなさんをClose up!
人には誰しも、大なり小なり生き方が変化した“運命の分岐点”がありますよね。その裏側にはどのような想いや行動、夢があったのでしょうか。 CanCam.jpでは、常に自分の手で運命を切り開く、今話題の人を徹底取材。 今回はその中から、フィットネスで人生を変えた竹脇まりなさんをご紹介します 【画像】ハローキティーの名言
■健康を通してHAPPYをシェアすることを人生軸に
「現在はYouTuberとして“好き”を仕事にしていますが、もともとは普通の会社員だったんです。ここ2年くらいで人生がめまぐるしく変化しましたね。そのきっかけとなったターニングポイントは、3つあるんです。ひとつ目は、会社を辞めたこと。仕事は好きでしたが、当時はやりがいよりも福利厚生や会社名など、“スペック”を重視していて。ある日旦那から『会社じゃなくて、自分自身で生きていけるスキルを身に付けたほうがいいんじゃない』って言われてハッとしたんです。やらなきゃいけないことは目の前にあるけど、本当にこのままでいいのかな? っていう思いがぐるぐる回って。まるで目的地がわからない高速列車に乗っているみたいでした。そのときに初めて、自分自身について真剣に考えたんです。“何を仕事にしたいか”ではなくて、“この先どう生きたいか?”って。そんなとき浮かんだのが、母親の姿でした。私の母は60歳で、今も現役でフィットネスインストラクターをしているんです。心も体も健康だし、何よりも仕事を通して周りを元気にする姿が素敵で。『私もおかんみたいになりたい! フィットネスをやろう!』と決断し、会社を辞めました」
■自分を飾らないことが未来への一歩を作り出した
「退社後は、インドでヨガの資格を取得。鼻息荒く帰国し講師として働こうと思ったのですが…仕事はほぼゼロ。当時は落ち込みましたね。金銭的にも精神的にも自立したくて会社を辞めたのに、結局は旦那のすねをかじって生活するし、気持ちの面でも支えてもらっていて。理想と現実のギャップを感じていました。そんなとき旦那の仕事の都合で海外に移住することになり、引っ越したその日にYouTubeを始めたんです。Blog的な感覚でライフスタイルのいいところだけを切り取って動画にしていましたが、旦那はその発信に違和感を感じていて。『自然体のまりなでいいのに』ってアドバイスをくれたんです」