LOVEが止まらない! VOGUEGIRLエディターを夢中にさせる胸キュン映画&ドラマ6作
人を好きになることは、切なくてもどかしくて、あたたかくて尊い。青春時代を思い出す甘酸っぱい名作から、世界が恋するアイドルのドキュメンタリーまで、エディターがぞっこんな胸キュン映画&ドラマをご紹介!
片想いのミルフィーユが紡ぐ恋模様。 映画『恋しくて』(1987)
子供の頃に初めて観た『恋しくて』は、いつ観てもずっと胸が高鳴る1本で、おすすめ恋愛映画企画ではつい何度も紹介してしまうくらい好きな映画です。 ショートヘアが似合うお転婆の主人公ワッツと、彼女が密かに想いを寄せている幼馴染のキース、そして彼が恋をしている人気者アマンダの、片想いが重なるラブストーリー。観る人によっては、アメリカの高校を舞台にベタな恋模様が進んでいくティーンムービーなんですが、キュートな登場人物たちが繰り広げる、劇中に散りばめられたエピソードの数々(例えばまだ女の子とキスをしたことのないキースに「練習をしてあげる」とキスをするワッツとか、貯金をはたいてアマンダへの贈り物を買いに行くキースにつき合って一緒に選んであげるワッツとか!笑)は胸キュン以外どう表現したらいいのかわからないくらい。ラストシーンは、ちょっと他の映画では味わえないくらい幸せな気持ちになれます。 片想いの苦しさや、不釣り合いな相手にだって好きを伝えようとするピュアな一途さなど、フレッシュな恋の様子がたくさん詰まっていて、観るたびに10代の頃の感性に戻してくれるような素敵な作品です。(VOGUE GIRL副編集長 荒井 現)
LOVEがノンストップ!世界が恋するBTS。 映画『BREAK THE SILENCE:THE MOVIE』(2020)
出遅れて、BTSにハマっています。ディスコファンクなニューシングル「ダイナマイト」の圧倒的なエネルギーとダンスに魅了され、磁石のように惹きつけられる魅力は何だろうと、昨年のワールドスタジアムツアー「LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF」を追ったドキュメンタリー映画『BREAK THE SILENCE:THE MOVIE』を観に行ったら、LOVEが止まりません。BTSへのLOVEはもちろんですが、自分へのLOVEも! SNSでも世界を席巻するSNS時代の寵児とも言えるBTSですが作中での「ARMY(ファン)のおかげで自分をだんだん好きになれた」というリーダーRMの言葉がドーンと胸をうちました。今年は人と会うことが制限されていますが、人との関わりはミラーのようなもの。人とのコミュニケーションが自分を変えますし、相手にも影響を与え、そのLOVEのケミストリーは偉大です。目の前の相手と自分を愛することで、生まれる自信。ひとりひとりのエネルギーをポジティブに変換してしまうBTSマジックにぞっこんLOVEです。(VOGUE GIRL エディター 蔵澄 千賀子) 『BREAK THE SILENCE:THE MOVIE』公式サイト https://breakthesilencethemovie.jp/