国内最高齢スイマー 山口県の長岡三重子さん死去、106歳
100歳を超えて出場した水泳大会で数々の世界記録を作り、国内最高齢スイマーとして知られた長岡三重子(ながおか・みえこ)さんが19日午前8時47分、急性呼吸不全のため、山口県田布施町の病院で死去した。106歳。周南市出身。 【写真】トロフィーと賞状を手にする長岡さん 80歳の時、痛めた膝のリハビリで水泳を開始。国内外の大会で活躍し、得たメダルは約460個に上る。2015年に100歳で女子1500メートル自由形に出場し「100~104歳」の部で世界で初めて完泳するなど、100歳になって以降、18種目で世界記録を樹立した。 19年秋、日本マスターズ水泳選手権大会で新設された「105~109歳」の部の女子50メートル背泳ぎに1人で出場し、大会は引退。今月半ばまで柳井市のプールに通った。日本スポーツグランプリ受賞。
中国新聞社