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【岩手】147キロ右腕、花巻東・菱川一輝が活躍。雄星&大谷「超える」

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スポーツ報知

◆高校野球岩手県大会 ▽2回戦 花巻東11-1盛岡中央(20日・岩手県営)  岩手2回戦では花巻東が盛岡中央を11―1の6回コールドで下し、8強入りした。最速147キロ右腕・菱川一輝投手(2年)が6回8安打1失点完投。4番としても先制2ランを含む2安打5打点と大器の片りんを示した。  塁が埋まるにつれて、花巻東・菱川のボルテージは自然と高まっていった。6―0の6回。連打と2四球で1点を返され、なおも1死満塁の難局を迎えた。「ピンチの場面で自分が悪い雰囲気に流されてはチームも悪い雰囲気になる。切り替えて強い気持ちで打者に向かっていった」。1球ごとにマウンドで雄たけびを上げて己を鼓舞。4番を「この日一番」の外角直球で見逃し三振に仕留め、5番はスライダーで空振り三振斬り。笑顔でマウンドを駆け降りた。  2四球を与え、自己評価は「60点」と厳しめだったが、6回8奪三振1失点の好投。主砲としても初回に右越えに先制2ランをたたき込むなど、2打数2安打5打点の活躍でチームをけん引し8強に導いた。  09年センバツ準Vの原動力となった菊池雄星投手(マリナーズ)に憧れ、花巻東の門をたたいた。同校の近所にある保育園に通っていた幼少期。野球部伝統の散歩コースで菊池と出会い、肩車をされたのは「一生の思い出」だ。「すごく偉大な方がつけてきた背番号。恥じないようにしていきたい。先輩たちを超えるような勝てる投手になっていきたい」。菊池、大谷翔平(エンゼルス)ら“スター”から受け継いだ「1」を誇りに右腕を振る。  明桜(秋田)の150キロ右腕・風間球打や、楽天ジュニアで同僚だった仙台育英(宮城)の149キロ左腕・笹倉世凪ら、東北の同世代にもプロ注目の選手がいるが、岩手にも新星が現れた。「甲子園に出られなかった先輩の悔しい思いも込めて自分たちが必ずいけるように」。3年ぶりの春の聖地を目指し、まずは東北の中で一番に輝く。(長井 毅)  ◆菱川 一輝(ひしかわ・かずき)2003年7月24日、岩手・花巻市生まれ。17歳。桜台小1年から松園ファイターズで投手として野球を始める。6年時には楽天ジュニアに所属。花巻北中から花巻東に進学。球種は直球、カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォーク。家族は母、祖母、兄、姉。血液型O。174センチ、74キロ。右投左打。

報知新聞社

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