神戸・吉田孝行監督、「重み、責任を感じながら」選手&監督で”ダブル優勝”【サッカー天皇杯】
◇23日 サッカー天皇杯決勝 G大阪0―1神戸(東京・国立競技場) サッカーの第104回天皇杯全日本選手権は23日、東京・国立競技場で決勝が行われ、神戸が1―0でG大阪を破り、5大会ぶり2度目の優勝を飾った。後半19分、神戸FW宮代大聖(24)が決勝点を挙げた。 神戸の吉田孝行監督(47)は現役時代の1998年度大会で横浜フリューゲルス(横浜F)の一員として優勝を経験しており、選手、監督として”ダブル優勝”となった。 吉田監督は選手時代に優勝したことに触れ、「一日でも長く、(横浜)フリューゲルスのメンバーでやりたいという思いでやっていた。負けたら終わりというプレッシャーもあり、かなりのプレッシャーとの戦いだった。だからこそ、喜びもすごい大きなものがあった」と振り返った。 監督としては、昨季のリーグタイトルに続き、2年連続で国内主要タイトルを獲得した。吉田監督は「(天皇杯という)同じタイトルではあるが、その時(選手時代)のプレッシャーとは違う。監督は常に、毎試合がプレッシャーなので、違う意味で重み、責任を感じながらやらせてもらっている」と話した。
中日スポーツ