【40代、50代 どうにかしたい!ほうれい線】歯科医師・石井さとこさん推奨・超簡単エクササイズを試してみて
舌をアップして口の内側から予防する「ほうれい線アイロン」
口呼吸が習慣化すると、起こるのは低位舌。舌は口内ど真ん中の筋肉ですから、この筋力低下はほうれい線の原因になります。なので、舌を回す、ゆっくりと上げて動かして、舌の位置を正しくキープする筋力を養うと、ほうれい線予防になるだけでなく、飲み込む力や唾液力もアップします。当然、口呼吸も解消するので、風邪を引きにくくなりますね。 『マスク老け撃退顔トレ』には、ほうれい線アイロンがあります。アイロンがけのイメージでほうれい線を内側から舌で擦ってください。 また、最近ではスマホ普及、会話不足で滑舌がすっかり悪くなり、ほうれい線も濃くなったという声も。口もとの運動量が落ちると舌の筋力が下がってきます。舌の位置が悪いと、舌周りの筋力を支えきれずバランスが悪くなり、滑舌が低下し、顔の土台の筋肉も弱くなります。ほうれい線だけでなく、二重あごの原因にも。特に、タ行、サ行、ラ行、ナ行は、舌の影響が大! じゃあ、心の底からアレを叫んで、唇を広げ、舌を動かしながら、ポジティブ感覚で滑舌復活とほうれい線予防を行います。世界の中心で愛を叫ぶようにお願いします」
口もとを動かしてほうれい線予防!「たるみステロ♪エクササイズ」
「『たるみステロ』と3回言うだけの超簡単滑舌エクササイズです。ただし、一字一字、心を込め、唇を十分に動かし、舌も十二分に動かして筋力アップを意識、ほうれい線にカツを入れましょう。楽しい気持ちで元気に、たるみステロ~」
それでもダメなら?プロに任せてみる
「口周りのシワやほうれい線は、加齢だけでなく嚙み合わせのズレや歯並びが原因になることがあります。歯科医院のヒアルロン酸注入法は、そうした歯や口もとの状態の影響によるシワ、ほうれい線などのお悩みにアプローチが出来るようになりました。 マイクロニードルという小さな針で0.6cc~1ccのヒアルロン酸注入をすることで、ほうれい線が改善します。個人差はありますが、アレルギーの心配もほとんどないようです。効果持続は半年から1年。永久ではありません。 術後当日は、内出血が起こる場合もありますのであまり激しい運動は控え目に。顔トレは、舌の運動など様子を見て行ったりと、それほどの規制はありませんので、次の日から普通に行うのも良いと思います」