【40代、50代 どうにかしたい!ほうれい線】歯科医師・石井さとこさん推奨・超簡単エクササイズを試してみて
見た目年齢に大きく影響するほうれい線。「どうにかしたい!」と思っている人も多いはず。歯科医師で口もとスぺシャリストの石井さとこさんが、簡単にできるほうれい線対策を教えてくれた。合言葉は、「ぴよぴよぶー」「ほうれい線アイロン」「たるみステロ」!
ほうれい線が深くなる原因は、加齢以外にもいろいろあります
「いよいよ本格的な夏前シーズンになって来ました。紫外線も強いです。熱中症対策、紫外線対策に余念なく過ごす時期になりました。お肌のお悩みも増える時ですね。 最近では、肌悩みランキング上位にほうれい線が入ってくるようになりました。年代も20代から50代までと幅広いのは、美容本が爆売れしたタレントのMEGUMIさんの影響が大きそうです。MEGUMIさんといえば、ほうれい線に悩んでいたとおっしゃっていたイメージがありますが、今は本当におキレイですね。色々と試され、努力を続けて来られたのではないかと思います。 さて、このほうれい線。シワとは微妙に異なります。学生の頃は、鼻唇溝と学び、溝というイメージがありました。この溝は、年齢を重ねて深くなるだけでなく、歯科では、歯並びや嚙み合わせの悪さ等も起因することを学びました」(石井さとこ先生) 《ここでほうれい線が目立つ原因をラインナップ!》 ① 年齢によるハリ不足で頬周りがたるむ、乾燥でシワ、溝が目立つ ② 生活習慣のクセ。猫背姿勢、片側咀嚼、口呼吸、無表情、スマホ下向き、長時間使用。 ③ 極端なダイエット、喫煙、過度の飲酒。 「ざっと3項目挙げましたが、こんなに原因があるなんて…。今更ながら、びっくりしますよね。年齢を重ねていく肌の変化は誰であれ起こりうるものですが、不健康に繋がるようなほうれい線は出来れば避けたいです。今回は毎日の生活の中で、ほうれい線を少しずつ目立たなくさせる方法、プロによる改善方法もあわせてご紹介します」
無表情をオフ! 表情筋を楽しく動かす「ぴよぴよぷー」
「顔の土台の筋肉、表情筋を動かして内側からハリを出すことで、シワ、溝を目立たせなくすることが出来ます。唇周りの口輪筋を積極的に動かしましょう。 すでに本を手にとってくださった方は、『マスクしたまま30秒!! マスク老け撃退顔トレ』を思い出してみてください。 ぴよぴよぷー顔トレは、放っておくと衰える唇周りの口輪筋を刺激すると同時に頬周りの血流も良くします。口笛を吹くようにすぼめたり、膨らませたりする動きを意識して行うことは、表情筋を鍛えてほうれい線が深くなるのを予防します。出来なくても、挑戦を!出来たら、笑顔のご褒美を」