Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

マイナポイント決済手段争奪戦 5000円還元に加え上乗せキャンペーンで各社激戦

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
ITmedia ビジネスオンライン

 マイナポイント事業の決済手段争奪戦が白熱し始めている。  マイナポイント事業は、6月30日まで行われていたキャッシュレス・ポイント還元事業に代わり、総務省の主導で始まったキャッシュレス決済促進事業である。7月1日より事前予約がスタートし、キャッシュレス決済会社が顧客獲得に向けて早々に独自のキャンペーンを展開している。 メルカリの総額1億ポイント山分けキャンペーン概要  果たして、今、最も熱いキャンペーンを展開しているキャッシュレス決済はどこなのだろうか。

マイナポイントで選べるキャッシュレス決済は1つのみ

 マイナポイント事業は、マイナンバーカードを利用して予約と申し込みを行い、選択したキャッシュレス決済を使用すると、ポイントが付与される仕組みだ。ポイントは登録したキャッシュレス決済のチャージ額、または購入額25%が付与される(上限5000円)。  付与されるポイントは「マイナポイント」という名称のものではなく、登録したキャッシュレス決済にひもづいたものが還元される。例えば、楽天カードをマイナポイント事業に登録した際は、楽天ポイントが支給されるといった具合だ。  マイナポイント事業に登録できるキャッシュレス決済は、7月29日時点で「111のサービス」から選択可能。PayPayやd払い、楽天カードなどの決済サービスがある。  ただし、登録できるキャッシュレス決済は、一人につき1つまでなので申し込みをする際には注意が必要だ。申し込み後に他の決済サービスへの変更はできなくなる。キャッシュレス決済会社は、この一枠に選ばれるため独自のキャンペーンを実施し顧客の囲い込みにしのぎを削っている状況だ。

キャンペーン内容はスマホ決済が充実

 この顧客の囲い込みのために、キャッシュレス決済会社は独自のキャンペーンを実施し自社商品のシェアを拡大しようとしている。特にPayPayやd払いに代表されるスマホ決済は、ここ数年でキャッシュレス決済におけるシェアを伸ばしており、キャンペーン特典の充実に人一倍力を入れている。各社が7月29日時点で行っている、主なマイナポイントへの上乗せキャンペーンは以下の通りだ。  スマホ決済のキャンペーンにおいて、特に注目したいのはPayPayとメルペイである。他のスマホ決済やクレジットカードが簡単なポイント増加の特典に留まるなか、PayPayは、宝くじ形式を採用しており抽選で最大100万円分のボーナスがもらえる仕組みを採用している。  また、メルペイに至っては、PayPayを上回るポイント付与数と、抽選で最大1000万円相当のポイントが当たるキャンペーンを同時に実施している。  一方、クレジットカードや電子マネーは、7月29日時点でキャンペーンを行っているものはあるものの、スマホ決済に比べるとポイント付与が少ない。  ただし、オリコカードのように申し込み開始時期を2020年8月下旬としているキャッシュレス決済もあるため、後出しでより魅力的なキャンペーンを展開していく可能性もある。先行するスマホ決済のキャンペーンに対して、カード会社や電子マネーがどこまで魅力的な特典を提示できるかが、今後の顧客争奪戦のカギを握るだろう。

【関連記事】