『(仮)』から始まる、女優を夢見る18歳・笠本ユキの上京物語「私にしか表現できないことがある。そう信じて、女優さんを目指したんです」
掲載のタイミングで決まった名前――笠本(かさもと)ユキ。その名前を検索しても、まだなにも情報がないまっさらな女のコ。 【画像】いま出来る努力を重ねた笠本ユキのグラビア 受け取った彼女のプロフィール資料には、まだ名前がなかった。 名字の後ろに「(仮)」。 昨年6月に高校卒業を待たずして大阪から上京した彼女が、2月15日(月)発売の『週刊プレイボーイ9号』でグラビアデビュー。 * * * ■理想は『キャッツ♡アイ』の瞳ちゃん ――芸名が決まったのはつい2日前だと聞きました。いよいよデビューですね(取材は2月3日)。 笠本 ありがとうございます。最初にその名前を聞いたとき、自分で言うのもなんですが、すごくしっくりきたんです。名字の和風っぽさとカタカナの組み合わせが私らしいと思いました。 ――撮影前にいただいたプロフィール資料では、本名に続いてデカデカと「(仮)」の表記があって。 笠本 まだ何も決まってないタイミングでグラビアを撮ってもらったので、夢なのか現実の出来事なのか頭で理解できませんでした。撮影から掲載までちょっと時間が空いたので、まさかダマされてる? 詐欺じゃない?って少しだけ疑っちゃいました(笑)。 ――安心してください(笑)。 笠本 撮影自体はすごく楽しくて、心がざわめいたあの現場の感覚をしっかり覚えてます。最近は事務所によく顔を出すようになって、芸名と掲載も決まり、これからプロとして頑張らなきゃいけない。今はそんな気持ちで身が引き締まると同時に、ワクワクとドキドキで胸がいっぱいです。 ――昨年6月に高校卒業を待たずして、地元の大阪から単身上京されたと聞きました。 笠本 本当は4月の予定でしたが、コロナが少し落ち着いた6月に上京して学生寮に入りました。通っていた高校は芸能活動が禁止されていたので、だったら思い切ってやめて東京に出ちゃえって。あのまま実家にいたらチャンスを逃してしまうような気がして、自分で自分の背中を押しました。 ――東京の生活はどうですか? 笠本 しばらくはコロナの影響で演技レッスンにも通えず、転校した高校は通信制で友達ができなくて息苦しさを感じることもありました。 ただ社会が少しずつ動きだしてからは、自分で歌やダンスの先生を探してレッスンに通ったり、体づくりのためにジム通いを始めたり。ジムには時間がつくれるなら毎日、少なくても週3日は行くように心がけてます。