川島明『ラヴィット!』直後に『M-1』開催会見MC キレキレ進行で芸人たちを引き立てる
お笑いコンビ・麒麟の川島明が29日、都内で行われた漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2022』開催記者会見に出席。会見が午前11時30分スタートということもあり、直前までTBS系『ラヴィット!』(月~金 前8:00)のMCを務めている中での登板となったが、キレキレの進行で芸人たちを引き立てた。 【動画】麒麟・川島明の例えツッコミに会場爆笑!錦鯉、オズワルド、インディアンスら人気芸人集結 会見には昨年王者の錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)を筆頭に、インディアンス(田渕章裕、きむ)、オズワルド(畠中悠、伊藤俊介)、コウテイ(下田真生、九条ジョー)、真空ジェシカ(ガク、川北茂澄)、男性ブランコ(浦井のりひろ、平井まさあき)、マユリカ(阪本、中谷)、ヨネダ2000(誠、愛)が集結。川島とともに、ABCのヒロド歩美アナがMCを務めた。 会見冒頭、川島は「昨年のプレイバックを見ているだけでも、ウルッときますよね。最年長王者で、審査員が号泣、王者も号泣、『下町ロケット』みたいな状態ですごかった」と回顧。「昨年はいろんな漫才を見ることができまして、上半期全員が活躍しているのを見て、やっぱり夢があります」と声を弾ませながら、大の『M-1』ファンであるスーパーマラドーナ・武智に対して「配信を見てくれていますか?」と公開で呼びかけた。 芸人たちが意気込みを語る場面でも、愛ある進行でバックアップ。オズワルドの伊藤が「付き合いも長いんですけど、お前らと公の場で絡んで成功したことがない」と真空ジェシカに呼びかけた場面で、川北茂澄が「まぁーちゃんごめんね」と、ママタルト・大鶴肥満の“まーごめ”をさく裂させるも、会場が静かな空気に。川島は、すかさず「こんな渋谷が静かになるのか(笑)。これが真空ジェシカですから」としっかりフォローを入れて笑いを誘った。 ヨネダ2000の愛が「800円T(Tシャツ)が寒い寒いですので、あったかスタジオに持ってきたいと思います」と独特の表現で決勝への意気込みを口にする中、川島は「Tシャツもなんですけど、パンツが…ドムと一緒なんですよ」とにっこり。愛が「スウェットパンタロンです」と続け、会場が笑いに包まれた。 マユリカの中谷が、自身のラジオでイジりすぎた結果、母から絶縁を突きつけられたとぶっちゃけ「今年のM-1で決勝に行って、復縁したい」と宣言した際には、川島が「M-1」の「M」に注目して「マザー1グランプリ(笑)」と秀逸な合いの手。会場からも笑いと賛辞が送られ、川島のMC術に注目が集まる結果となった。 同大会は、プロ・アマ・所属事務所を問わず、2人以上で結成15年以内のコンビ(2007年1月1日以降の結成)が出場可能。きょうよりエントリー受付を開始し、8月1日より1回戦がスタート。決勝戦は12月にABC・テレビ朝日系にて生放送し、優勝賞金は1000万円となっている。