【下半期編】2020年のBUZZ名場面を総まとめ
前代未聞、大波乱の1年となった2020年も、まもなくおしまい。そこで、私たちを大いに騒がせたさまざまなニュースな名場面とキーワードを改めて振り返り、ここに今年を総まとめ。あなたの脳裏に焼き付いているのは、どんな場面?
7月22日 Go Toトラベルキャンペーンスタート
コロナにより落ちこんでしまった観光需要を回復させ、地域を活性化させることを目的に、賛否両論のなか「Go To トラベル」がスタート。国内旅行の代金が約半額近く割引になるというプランが目玉で、コロナ疲れ・自粛疲れで癒やしを求めていた人々が利用。また10月からは東京都への旅行や都民の旅行も対象となり、多くの消費につながった。だが、これにより感染が拡大したという批判もあり、11月には運用見直し、さらに年末年始には全国で一時停止が決定した。 このほか、「Go To Eat」や「Go To Event」「Go To 商店街」などのキャンペーンも行われた。
8月28日 安倍首相、辞意を表明
健康問題が不安視されていた安倍総理が、「国民の負託に自信を持って応えられる状態でなくなった以上、総理大臣の地位にあり続けるべきではないと判断した」と、総理の座から退くことを発表。理由は、難病にも指定されており10代から患っていたという持病の潰瘍性大腸炎が悪化したこと。ちなみに、2006年9月に発足した第1次安倍内閣でも、この持病悪化のため翌年8月に辞任を余儀なくされている。 連続在職は7年8カ月で歴代最長だったが、「森友・加計学園」や「桜を見る会」など、この辞任によりうやむやになってしまったように見受けられる問題の行方も気になるところ。 後任には、“令和おじさん”こと内閣官房長官の菅義偉が選出された。
8月28日 ブラックパンサーことチャドウィック・ボーズマン、逝去
マーベル映画『ブラックパンサー』で知られるアメリカ人俳優のチャドウィック・ボーズマンが、大腸がんにより43歳という若さでこの世を去り、世界中に衝撃が走った。報道によると彼は4年以上闘病しており、そのことをごく近い人にしか伝えていなかったため、多くの人が大きな驚きと悲しみに包まれた。 なお気になる『ブラックパンサー』の続編については、先頃ディズニーが発表したところによると、チャドウィックの代役を立てることなく、物語の舞台ワカンダと豊かなキャラクターたちを掘り下げるという方向で制作するそう。