ドヴィツィオーゾ、4月にヘレスでアプリリアRS-GPをテスト「再びMotoGPマシンに乗ることができ喜んで受けた」
3月17日、アプリリア・レーシングは、アンドレア・ドヴィツィオーゾが4月12~14日にスペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトでアプリリアのMotoGPマシンであるRS-GPをテストすると発表した。 【写真】アンドレア・ドヴィツィオーゾがテストする予定の2021年型アプリリアRS-GP ドヴィツィオーゾは、2001年に125ccクラスからロードレース世界選手権デビューを果たした。翌年からフル参戦をはじめ、2005年から3年間は250ccクラス、2008年から13年間を最高峰のMotoGPクラスで戦っていたが、2021年は参戦を一時休止することになった。 昨年のシーズンオフには、複数のテストライダー契約の提示を断り、興味があるプロジェクトがあれば戻って来ることを明かしていたが、アプリリアでMotoGPマシンのRS-GPをテストすることが今回判明した。 ロードレース世界選手権ではホンダ、ヤマハ、ドゥカティのマシンを駆った経験があるが、アプリリアのマシンを駆るのは初めてだ。ドヴィツィオーゾが駆るのはアレイシ・エスパルガロとロレンツォ・サバドーリがMotoGPカタール公式テストでシェイクダウンした2021年型アプリリアRS-GPとなる。 アプリリア・レーシングの最高経営責任者であるマッシモ・リボラは「アンドレアを招待できたことを嬉しく思う。ヘレスでの数日間は、トラック上でもお互いをよく知るためのチャンスだ。“試しに結婚”するのではなく、将来を約束することなく、何周か一緒に走る機会となるだろう。我々はアンドレアの資質を十分に理解しており、たった一度のテストであっても彼の貢献は重要なものになる」と述べた。 ドヴィツィオーゾは「アプリリアが興味を示してくれたことを嬉しく思い、今回のテストの可能性について話したときには、再びMotoGPマシンに乗ることができて、エンジニアたちにフィードバックしながら調子を維持することができるから喜んで招待を受けた。この機会を与えてくれたアプリリア・レーシングに感謝したいね」とコメントした。 [オートスポーツweb ]