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6月4日爆発 桜島の噴煙、9500メートル超か 過去最大級と気象庁解析

配信

南日本新聞

 6月4日未明、桜島の噴石が南岳山頂火口から約3キロの人家近くまで飛散した爆発について、気象庁気象研究所(茨城県つくば市)は7月14日、噴煙の高さが観測開始以来最大級の火口上空7850~9570メートルだったとする解析結果を発表した。  同庁は1955年以降、目視と監視カメラで桜島の噴煙高度を観測しているが、当日は雨の影響で確認できていなかった。雨や雪を観測する気象レーダーが噴煙を捉えており、6月中旬、西日本のレーダー5基のデータを解析した。これまでの観測では2019年11月の5500メートルが最も高かった。  京都大学防災研究所の井口正人教授の調査では、気象庁が高度不明とした12年7月の爆発も噴煙の高さが8千メートルに達していた。1914年の大正噴火時の噴煙高度は推定1万8千メートルとされる。  井口教授は「噴煙高度から火山れきの落下や降灰を予測し、速やかに防災情報として伝えることが大切。今後、観測体制を強化する必要がある」と指摘した。

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