中国、3月の生産者物価「4.4%」…約2年ぶりの「最高値」
中国の生産者物価指数(PPI)は、約2年ぶりに最高値を記録した。 中国の国家統計局は、3月における中国の生産者物価指数(PPI)が、前年同期対比で4.4%上昇したと伝えた。これは 前月(1.7%)はもちろん、市場予想値である3.5%を上回った数値である。去る2018年7月に4.6%を記録して以降の最高値となった。 【写真】もっと大きな写真を見る 中国PPIは、米中貿易戦争と新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響により、昨年2月から11か月連続の下落が続き、デフレの懸念が高まっていた。昨年5月には 2016年3月(マイナス4.3%)以降 約4年ぶりの最低値であるマイナス3.7%を記録していた。昨年2020年の一年間、中国のPPIは前年同期対比で1.8%下落した。 しかし 今年に入ってからは 去る1月は0.3%となり、1年ぶりに初めてプラスの局面へと突入し、2月には2018年11月(2.7%)以降 約2年ぶりの最高値を更新した。 一方 今回発表された1月の中国消費者物価指数(CPI)は、前年同月対比で0.4%上昇した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp