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女子高生が食品ロス問題の専門家に聞いてみた。「食べ物のゴミを減らすには?」

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恵方巻の廃棄のニュース等でたびたび話題になる「食品ロス」。企業の問題かと思いきや、実は家庭からでる量が全体の46%と言われています。とはいえ、個人で対策できることがわからない……そもそも何でダメなの?という素朴な疑問を、食品ロス削減活動をする子高校生・加藤愛子さんが、食品ロス問題の専門家・井出留美さんに聞いてみました!  ◇  ◇  ◇

「食品ロス」って結局何が悪いのか?

加藤愛子さん(以下、加藤):食べ物を捨てるのは良くないことだという認識は広まっていますが、食品ロスの何が具体的に問題なのかを改めて教えてください。 井出留美さん(以下、井出):おうちの方は、家族のための食事を用意するときに人数分の食事を用意しますよね? 4人家族のために10人分、20人分の食事を用意することはありますか? 加藤:いいえ。4人分作ります。 井出:そうですよね。今まさに地球では、食べきれない量の食品が作られています。ところが、世界には十分な食事ができていない人が約8億人いると言われています。あるところでは、余って捨てている食べ物があり、あるところでは足りていないんです。 加藤:もう少し詳しくお伺いできますか? 井出:ゴミの量を減らすリデュース(Reduce)、捨てずに誰かにシェアするリユース(Reuse)、ゴミを堆肥に変えるコンポストなどのリサイクル(Recycle)、全てが「RE」が始まるこの3つの単語を「3R」(スリーアール)と呼びます。リデュースが一番大事で、この3つをうまく回すことが理想的なんですが、うまく回っていないんです。資源を使いすぎて地球が1つでは足りない状態になっているんです。 加藤:もし、このまま食品ロス問題に取り組まなかったら…。 井出:すでに地球は危機的状況です。生ゴミは燃やせばいいと考える方も多いと思うのですが、生ゴミの重さの80%は水分と言われていて、とっても燃えにくいんです。じゃあ埋めれば良いのかと思いきや、埋めるとメタンガスが発生してしまいます。 加藤:メタンガスは二酸化炭素よりもたしか27倍くらいの温室効果があるって学びました。 井出:そうそう! 当たりです! FAO(国連食糧農業機関)のレポートだと二酸化炭素の25~30倍あるって言われているんです。その影響もあって、北極や南極の氷が解け始めていて、地球の温暖化が進んでいます。気温が1℃上がることで水蒸気が増えます。最近日本でも大雨被害が増えていますよね。このまま放っておくと、どんどん地球が暮らしにくくなってしまうんです。

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