大泉洋、故・西田敏行さんの「北海道のハマちゃん、札幌の寅さん頑張れ」のエールを懐かしむ…北海道フードフィルムフェスティバル
食文化と映画を融合させたイベント「北海道フードフィルムフェスティバル」の2日目が23日、札幌市内の映画館などで行われた。2011年公開の「探偵はBARにいる」の上映会とトークショーがTOHOシネマズすすきので開催され、主演を務めた俳優・大泉洋、共演した女優の小雪、須藤泰司プロデューサーが登壇した。 すすきのを舞台にした同作は大泉にとって初の全国公開の主演映画。10月17日に亡くなった俳優・西田敏行さん(享年76)も出演しており、同じシーンに収まることはなかったものの、「西田さんが『お疲れさん、今から飲みに行ってきますけど』と話をしたのを覚えていて」とすすきのロケを懐かしんだ。 地元・北海道での待望の主演作。当時、大泉以外の配役がなかなか決まらなかったというが、「いち早く出演を決めてくれたのが小雪さん」。その後は西田さんら次々とビッグネームが名を連ねた。 小粋な三枚目の将来性を期待してか、西田さんから「北海道のハマちゃん、札幌の寅さん、頑張れ!」と激励された話を須藤氏が披露した。思い出話に大きくうなづいた大泉は「本当に思い出深い作品です。すすきのにできた映画館で、久々に皆さんに見てもらうことができてうれしいです」と感慨深げに語った。
報知新聞社