「お客様には何の影響もありません」破産手続きを開始したKTMが声明、新型車の予告も
オーストリアのバイクメーカーKTMは26日、自主管理による破産手続きを開始することを発表していたが、改めてユーザーに対する声明を発表。既存ユーザーや、購入予定者に対しては「いかなる影響もない」とした。日本法人であるKTMジャパンはX(旧Twitter)で、この声明を投稿した。 【画像全4枚】
声明では「KTMをご愛用いただいているお客様、そして新たにご購入されるお客様は、いかなる悪影響も恐れる必要はありません」とし、バイク、スペアパーツ、アクセサリーはこれまで通り販売され、購入できるという。また物流やカスタマーサービスにも影響はない。
KTMは11月29日に自主管理による破産手続きの申請を行い、90日以内に手続きを完了することを目指している。今回の措置は、現在の財務上の課題に対処し、KTMの将来を確保するための包括的な計画だとし、「KTMは、今後90日間にわたり、会社を世界的な需要に合わせるための再構築局面を迎えます。それまでは、お客様は将来に向けたこの□ピットストップ□には気付かないでしょう」としている。
合わせてKTMは『390 SMC R』、『390 エンデューロR』、『390 アドベンチャー』などの新型車の登場を予告。「来たるロードシーズンに向けて万全の態勢を整えています」とし、2025年第1四半期に発売される予定だという。
レスポンス レスポンス編集部