『エミリー、パリへ行く』、降板がささやかれた俳優の続投が決定
※本記事は、『エミリー、パリへ行く』シーズン4のネタバレを含みます。 製作の決定がすでに発表されているNetflixの人気ドラマ、『エミリー、パリへ行く』のシーズン5は、舞台をイタリアに移すのではないかと噂されてきた。また、シェフのガブリエル役を演じるフランス人俳優、リュカ・ブラヴォーが降板するのではないかとも――。 【写真】リリー・コリンズ演じる『エミリー、パリへ行く』❤エミリー流ヘアアレンジBEST20
だが、『ヴァラエティ』誌が伝えたところによると、2025年5月から撮影が開始される新シーズンの物語は、引き続きパリで繰り広げられることになるという。 つまりそれは、シーズン1からストーリーラインの中心に据えられてきた“ホットなシェフ”ガブリエルと、リリー・コリンズ演じる主人公、マーケティング会社で働くシカゴ出身のエミリーの“どっちつかず”の関係に、何らかの進展が見られるということだろうか――?
ファンの中には、そうした2人の曖昧な関係にいら立ちを感じてきた人たちもいる。リュカもまた、自身が演じるキャラクターに不満を持っていたことを明かしている。 ドラマの中で、いまやミシュランの星付きレストランのオーナーとなったガブリエルについてリュカは、「いくつかのシリーズを経て、自分自身とキャラクターの距離をこれまでになく遠く感じている」と告白。 さらに、『インディワイヤー』に対し、「シーズン1の“セクシーなシェフ”は、まさに僕の一部だった。だが、シェフが下す決断、彼ら(制作側)がシェフに取らせる方向のおかげで、僕自身とキャラクターの間の距離は、シーズンを重ねるごとに広がっていった」と述べていた。
シーズン4の最後で、エミリーにはマルチェロ(エウジェニオ・フランチェスキーニ)という新しいイタリア人の恋人ができる。 マルチェロは、高級カシミヤ製品を手がける企業の後継者。エミリーが働くマーケティング会社「アジャンス・グラトー」と契約を結ぶことになり、エミリーはその仕事のために少なくとも6カ月間、ローマに滞在することとなる。 いっぽう、ガブリエルは、エミリーに会ってもう一度自分の気持ちを伝えるため、ローマへ向かおうとする――。 『エミリー』シーズン1~4は、ネットフリックスで配信中。 From Digital Spy