カープ野村祐輔投手が現役引退
広島東洋カープは27日、野村祐輔投手(35)が現役を引退することを発表した。野村が24日、球団に意向を伝えた。カープ一筋で、通算210試合に投げて80勝64敗、防御率3・53だった。10月5日のヤクルト戦で引退セレモニーを行う。 【写真集】広陵高、明治大時代から振り返る野村祐輔投手 野村は今季2試合に登板し、0勝1敗、防御率2・70。8月13日のDeNA戦(マツダ)を最後に1軍登板がない。ここ数年は登板機会が減ったことや、先発陣の世代交代などを受け、ユニホームを脱ぐことを決めた。 野村は「カープで13年間プレーできたことを誇りに思う。いつも温かく力強い声援を送ってくださったファンの皆様、本当にありがとうございました」とコメントした。 広島・広陵高、明大を経て2012年、ドラフト1位で広島入団。制球力を武器に1年目に9勝11敗、防御率1・98で新人王を獲得。16年は16勝3敗で最多勝と勝率第1位のタイトルに輝き、25年ぶりのリーグ制覇に貢献した。入団から全試合で先発登板を続けている。
中国新聞社