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日鉄ステンレス、店売りNi系冷薄値上げ。8月契約で5000円、Ni価格上昇で

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鉄鋼新聞

 鉄鋼産業懇談会の中村真一会長(日本製鉄副社長)は5日、懇談会終了後にオンライン形式で会見を行い、中国の動向について「いち早くコロナ禍から回復し、周辺国を含めた鋼材需要をけん引している。好調な鋼材需要に支えられて、鋼材生産量は過去最高レベル。周辺国からの輸入も増加している。在庫水準は依然高いものの、足元では減少に転じている」と指摘した上で「中国経済が減速した場合には、大幅な供給過剰状態に転じる可能性もある。引き続き実需や生産・在庫のバランスに強い関心を持って見ていく必要がある」と述べた。  国内の需要動向については「下期には回復への期待感はあるが、回復ペースは緩やかにならざるを得ないだろう」と指摘。分野別の回復度合いに関しては「自動車分野は回復が見えている。建設機械は足元で戻ってきているとの情報もあるが産業機械はそうでもない。建築分野は設備投資意欲の低下もあり、弱いかもしれないとみている。全分野が戻るというわけにはいかず、よくよく精査しながら慎重に見極めていく必要がある」と語った。