JAL、羽田-青森臨時便 福島県沖地震、機材大型化も
福島県沖を震源に最大震度6強を福島県と宮城県で観測した地震発生から一夜明けた2月14日、東北方面の発着便は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で減便対象となっている便を除き、通常通り運航している。日本航空(JAL/JL、9201)は、羽田-青森線の臨時便を14日に1往復運航する。 【臨時便に投入するE190の機内】 JALの羽田-青森線は、冬ダイヤ期間の計画では1日6往復だったが、新型コロナの影響で1日1往復に減便中。14日は、ボーイング737-800型機(2クラス165席)で運航する定期便が往復とも満席となったことから、夕方に臨時便を1往復設定し、グループ会社のジェイエア(JAR/XM)がエンブラエル190(E190)型機(2クラス95席)で運航する。 運航スケジュールは、青森行きJL4951便が羽田を午後5時に出発して午後6時20分着。羽田行きJL4952便は午後7時に青森を出発し、午後8時25分に到着する。 また、JALは14日と15日の一部便を大型化。14日は伊丹発仙台行きJL2209便、仙台発札幌(新千歳)行きJL2907便、伊丹発花巻行きJL2187便、花巻発伊丹行きJL2190便の計4便を、エンブラエル170(E170)型機(1クラス76席)からE190へ大型化する。15日は羽田-三沢線(JL153/152)をE190から737-800へ大型化する。
Tadayuki YOSHIKAWA