小6が作ったマトリョーシカを開くと…「天才すぎて爆笑」「娘さんの発想力欲しい」の声が集まる
子どもの描く絵や作る作品などのアイデアには、時に驚かされることがあるでしょう。門 秀彦さん(@kado_hidehiko)が、小学6年生の娘さんが作った驚きの作品をInstagramに投稿すると「天才すぎて爆笑」「娘さんの発想力欲しい」などのコメントが寄せられ話題になっています。 【実際の写真6枚】開けてみた時の様子 娘さんの作品について、門さんに話を聞きました。
顔面模型マトリョーシカ
娘さんは、夏休みの理科の分野に関する自由研究で「顔面模型マトリョーシカ」を制作しました。 モデルにしたのは弟さん。人体模型のスケッチを描いていたら、その顔が弟さんの顔に見えてきたことからモデルにすることにしたそう。 弟さんの顔が描かれた中から最初に現れたのは、皮膚の下の様子を描いたものでした。顔の筋肉が丁寧に描かれています。 さらに開けてみると、次は骨が出てきました。 骨の中には、鮮やかに色付けされた脳があります。 これで終わりかと思いきや、まだ続きます。なんと、最後に出てきたのは最初と同じ弟さんの顔だったのです!最後に小さな弟さんが出てくるのは、娘さんの思いつきのようです。 娘さんは、最初は人類の進化について何か作ろうと考えていました。どう表現しようか考えていたときに、マトリョーシカを使うことを思いついたといいます。門さんと娘さんは一緒に大きな画材屋さんによく行っており、娘さんはそのお店に無地のマトリョーシカが売っているのを見つけて、存在を知っていました。 その後、デザインを考えているうちに理科室にある人体模型のような物を作りたくなり、進化から人体模型に変更したとのこと。制作時間が2日間というのも驚きですね。 「顔面模型マトリョーシカ」は、提出後に学校のアート賞を受賞しました。 娘さんは普段から独特な絵を描いており、アイデアを聞いたときから完成が楽しみだったという門さん。完成した作品を見たときは「クオリティーの高さが変に面白くて笑ってしまったけど、最後に小さい自分(弟)が出てくるところは哲学的でもあるなぁと妙に感心してしまいました。」と話してくれました。 また、モデルになった8歳の弟さんは「僕じゃない顔にしてほしかった。なんだか自分の頭の中が見られているようだ」と言っていましたが、顔はニヤニヤしていたようですよ。 娘さんは、幼いころから絵を描くことが好きで、かわいい絵と言うよりは、虫や妖怪など独特な絵が多いといいます。オリジナルのキャラクターや空想上のおじさんの絵を描いたり、最近ではタブレットでも絵を描くそうです。 投稿に寄せられたコメントについて、門さんは「反響の大きさに驚きました。いろいろな人の価値観に触れることで、作品の意味や価値も変化していくようで面白かったです」と語りました。 一方で、娘さんは「商品化してほしい」というコメントを見て「商品化したいなぁ」と笑って言っていたのだとか。150万再生を超えてからは「やばいやばい」とすごく興奮していたそうです。 今後、娘さんと一緒に作ってみたい作品や挑戦してみたいことについて聞いてみると「娘と一緒に挑戦してみたいことは2人旅です」と教えてくれました。 旅をしながら、さらに感性が磨かれそうですね。今後の作品も楽しみです。
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