甲本雅裕と浜中文一が2人芝居に初挑戦 舞台「テーバスランド」6月上演へ「煮詰めて煮詰めて地獄のような天国築き上げたい」
俳優の甲本雅裕(56)と浜中文一(34)がW主演する2人芝居「テーバスランド」が6月17日から7月3日まで、横浜市のKAAT神奈川芸術劇場・大スタジオで上演される。ともに初の2人芝居に意気込みを語った。 2016年に「オフ・ウエストエンド・シアター・アワード」で最優秀製作賞を受賞した、ウルグアイ出身の劇作家セルヒオ・ブランコの作品。ギリシャ神話のオイディプス王の現代版を求める劇作家Sを甲本が演じ、浜中は父を殺した受刑者マルティンと劇中劇の俳優フェデリコの2役を演じ分ける。翻訳は仮屋浩子さんが手掛け、演出は大澤遊さんが担う。 甲本は「久々の舞台で緊張してます! いつも緊張してますが(笑)しかも今回は初の2人芝居ですし、せりふ量も半端ない! とにかく浜中さん大澤さんと3人で煮詰めて煮詰めて地獄のような天国、テーバスランドを築き上げたいと思っております。そして、いい緊張感をお届けできるよう、ずっと緊張したままでいたいと思います(笑)」とジョーク交じりにコメント。 浜中は「僕自身2人芝居が初めてだったり、甲本さんとご一緒させてもらえることだったり、いろんな楽しみがある作品です。初挑戦の2人芝居、稽古から千秋楽までの限られた時間を思いっきり楽しみたいと思います。皆さまの心を動かせるように稽古しますので、このようなご時世ではありますが、目の前で起きるドラマを感じにきてください」とアピールしている。
中日スポーツ