自然環境やSDGs考えるきっかけに 「ひだ木遊館 木っずテラス」 岐阜県高山市
高山市で整備が進められていた木育施設、「ひだ木遊館 木っずテラス」が完成し、関係者ら約100人が参加して、オープンを祝いました。 高山市西之一色町に完成した「ひだ木遊館 木っずテラス」は、県が設けた岐阜市の「ぎふ木遊館」のサテライト施設で市の施設「飛騨高山 森のエコハウス」を改修しました。 2階建ての館内は、1階を「街エリア」2階を「里山エリア」ロフト部分を「岳エリア」に分けてデザインされ、祭屋台や新穂高ロープウェイをイメージした遊具や豪快に組まれた吹き抜けの梁組など、飛騨高山らしさがあふれる木製遊具で遊ぶことができます。 記念式典では、飛騨高山高校太鼓部が勇ましく和太鼓を披露し、高山市の田中明市長や県の河合孝憲副知事らが地元の子どもたちとともにテープカットをしてオープンを祝いました。 施設を運営管理する飛騨木遊館運営協議会の山田貴敏会長は「ひだ木遊館で木の美しさや温もりを感じた子どもたちが、自然環境やSDGsの大切さを感じるきっかけになってほしい」と話しました。 「ひだ木遊館 木っずテラス」の利用は、WEBによる事前予約が優先で、入館料は県民を対象に中学生まで無料、高校生以上300円です。