連携して児童虐待への対応を 県警と児童相談所が訓練 昨年度の相談は1510件 悩みはダイヤル「189」へ【岡山】
RSK山陽放送
岡山県と香川県で後を経たない児童虐待、対応力を強化しようと岡山県警と岡山市児童相談所が合同で訓練を行いました。 「~~あぶねーだろおい!」 訓練は子どもの目の前で両親がけんかし、苦痛を与える「心理的虐待」が行われているという想定で実施されました。 近隣の住民から「子どもの泣き声が聞こえる」と連絡を受けた児童相談所の職員が両親の元を訪れるも、対応を拒まれたため警察に援助を要請。その後、連携して仲裁に入り、さらに深刻な虐待につながらないよう注意するまでの一連の流れを確認しました。 岡山県内の児童相談所が、虐待の相談対応にあたったのは、昨年度1510件で、身体的虐待が16%、心理的虐待が48%となっています。 (岡山市こども総合相談所児童福祉 司米田早由歩さん) 「警察の方と協力をしながら連携し、対応させていただくことで、いろいろできる支援はあるのかなと思うので」 児童虐待や子育てに関する悩みは、ダイヤル「189」で相談できます。
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