群馬から枚方へ期限付き移籍の21歳MF中田湧大が現役引退「昨季の開幕戦のピッチに立った時のことは一生忘れません」
ザスパ群馬は23日、FCティアモ枚方へ育成型期限付き移籍中のMF中田湧大(21)の現役引退を発表した。 中田は大阪府枚方市出身で、2021年に香里ヌヴェール学院高校から群馬に加入。2022年は育成型期限付き移籍で地元クラブの枚方に加入した。 2023年に群馬へ復帰すると、J2リーグの開幕節や天皇杯の1試合に出場。2024年は再び枚方へ育成型期限付き移籍となったが、日本フットボールリーグ(JFL)での出場はなかった。 引退を決断した中田は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆ザスパ群馬 「今シーズンで引退をすることを決断しました。高校を卒業して右も左も分からない自分を、沢山の人に支えてもらいながら成長することができた2年間でした」 「その2年間はザスパ群馬の力になれず、悔しい思いしかありません。その悔しい思い以上に得られた経験、そこでしか得られなかった出会いは全て自分の宝物です。昨シーズン(2023)の開幕戦のピッチに立った時のことは一生忘れません」 「これからのザスパ群馬の活躍と発展を応援しています。本当にありがとうございました」 ◆FCティアモ枚方 「今シーズンで引退することを決断しました。これまで応援してくださった全ての皆さんに、心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。私がサッカーを続けられたことは皆さんの支えと、どんな時も温かい声援を送っていただけたからです」 「引退という決断は簡単なものではありませんでしたが、これまでの経験が自分をとても成長させてくれました。サッカーの楽しさや厳しさを感じることができました。これからは選手としてピッチに立つことはありませんが、サッカーに対する愛情は変わりません」 「最後になりますが、幼い頃から1番近くで応援してくれた家族にはとても感謝しています。これからも沢山の迷惑をかけるかもしれませんが、よろしくお願いします」
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