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【特集】行き場を失う「魚」や「果物」 廃棄せざるを得ない“山積み食材”...苦境に立つ生産者の奮闘

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MBSニュース

4月に緊急事態宣言が発表され、多くの飲食店が営業を自粛するなどして、経営に大きな影響が出ています。それに伴い、飲食店に食材を提供している農家や漁業関係者も、大幅に売り上げが落ち込み大変な状況に追い込まれています。必死に奮闘する生産者を取材しました。

買い手がいない鮮魚 漁に出る日数減らしても「値段は半値」

大阪府岸和田市にある「岸和田市漁業協同組合」。新鮮な魚が多く並ぶ中で競りが行われていますが、新型コロナウイルスの感染防止対策で、通常1か所で行う魚の競りを2か所に分けて行っています。さらに魚の値段にも変化が起きていました。その場にいた鮮魚店の方に話を聞くと… (Q今日はどのくらい買った?) 「60~70万円くらいかな。去年よりは安いんちゃうかな。」(鮮魚店) (Q去年だと同じ量で価格は?) 「やっぱり1.5倍くらいするんちゃうかな。」(鮮魚店)

料亭や居酒屋など多くの店舗が営業を自粛していて、魚の買い手がおらず、値段が下がっているといいます。 「居酒屋さんとか開いてないから、いい魚が売れにくい。ヒラメとか刺身にする上物が今まで1kg2500円していたのが900円くらい。」(漁師) 「収入が減ってね…半分くらい。(Q生活も節約していますか?)散髪も行ってないしね…。」(漁師) 週3日休みにして漁に出る日を減らしていますが、それでも値段は半値ほどにしかなりません。さらには買い手がおらず競り自体ができない漁業組合も出てきています。

保管庫に山積みの「シイタケ」 生産者「先が見えない」

大阪市西成区にある椎茸工房「街かどあぐりにしなり よろしい茸工房」では、1日70kgほどの椎茸を生産していましたが、新型コロナウイルス影響で取引先の飲食店が休業し、半分ほどの椎茸が行き場を失っています。工房を営む豊田みどりさんにお話を伺いました。 「棚に出す菌床を半分に減らして栽培しています。なので結構、棚が空いているんですけど、本来ここはいっぱいなんです。」(よろしい茸工房 豊田みどりさん) 今は生産量を半分に減らしていますが、それでも多くのシイタケが余るため、シイタケを乾燥させるなどして活用しているそうです。その場所に案内していただきました。 「驚かないでくださいね…。」(豊田さん) そう言われて、案内された先には…

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