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サンフレッチェ広島の新キャプテンに就任した佐々木翔の決意<Vol.2>「厳しい状況に陥ったときに何ができるか」

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広島アスリートマガジン

 『積攻』をスローガンに、サンフレッチェがリーグ第2節の神戸戦まで複数得点、無失点と最高の結果を残した。ただ鹿島戦の前半には決定的な場面でバーに救われるなど、攻守の全てが完璧に進んでいたわけではない。大分戦のように一つのミスから流れが変わるのは、サッカーではよくあること。ピッチの内外でチームを統率する佐々木翔も、リーグ再開を迎えるにあたり「ミスは必ずあるもの、そのときにいかに修正できるかが重要」との認識を強めていた。 【写真】今季のキーマンとも言える川辺駿 ─ 勝利した鹿島戦、神戸戦でも危ない場面がなかったわけではありません。  「たしかに危ない場面はありましたけど、全員が一度戻ってそこで修正しようとするところだったり、体を投げ出すことだったりはできていたと思います。ミスというのは必ずあるものですから、いかにそのときに修正できるかが重要になってきます。厳しい状況に陥ったときに何ができるかというのが組織として一番大事だと思いますし、全員がその意識を持てるところが広島の強みだと思います」 ─ 今季は特に前線からの積極的な守備が目立っています。  「前線から守備をしてもらえると僕らとしても守備の面でやることも限定できて、より守備にパワーを使うことができます。また高い位置で奪ってゴールで完結できるというのは一つの戦術として理想だと思うので、そういう形が出るというのは今のチームの強みかなと思います。これが毎試合できるかというと、もちろん難しいですし、それができなかったときに何ができるかというのがチームの力だと思いますし、後ろの選手はそういうときの対処法を考えていく必要があると思います」

◆多くの方の尽力に感謝 ─ 最高の滑り出しができた中での中断というのは、改めてどのような気持ちだったのでしょうか。  「現実的に中断するのは当たり前だと思っていました。むしろ再開できる流れを、みなさんがつくってくれたこと、本当に多くの方の尽力があるからこその再開だと思うので非常に感謝しています。もちろん良いスタートを切った中での中断は少し残念でしたけど、今こそ本当の意味でチーム力が試される時期なんだと思います。すごく我慢することも多かった中断期間ですけど、各々がどれだけサッカーを日常生活の中に置きながら過ごせたか、グラウンドではプレーできないけど、どれだけサッカーのことを考えながら過ごしたかが非常に重要だと思うので、これからそこで培った差というものを見せていくことができればと思っています」 ─ ちなみに自粛中はキャプテンとして、各選手とは連絡を密に取り合ったりしていたのでしょうか?  「いえ特別、連絡を取り合うということはなかったです。全体でZOOMミーティングをしたり、みんなの顔を見る機会はたくさんあったので、そんなに率先してコミュニケーションを取らなくても問題はなかったです」 ─ オンライン上で子どもたちとつながる企画を発案されたり、病院を表敬訪問されたり、地域貢献などにも力を入れていた印象があります。  「僕らだけじゃなくて苦しんでいる小学生や中学生もいますし、過酷な環境のなか戦って下さっている医療の方たちもいます。そのような状況下で何ができるか。僕らは人々に元気だったり勇気を与えられる立場にいると思っているので、少しでも良い影響を与えられるものは何かと考えた結果からの行動です。多くのことはできなかったですけど、少しでも力になれればという気持ちです。あとサンフレッチェというクラブを広島の中で必要不可欠な存在にしたいですし、ならなければいけないと思っています。試合がないと関心を持ってもらえないようじゃダメだと思うので、これからも機会があればいろいろと取り組んでいきたいと思っています」

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