PSG守護神ドンナルンマが現状に不満?CLバイエルン戦先発落ちなどで指揮官エンリケとの関係性が悪化か
パリ・サンジェルマン(PSG)のジャンルイジ・ドンナルンマが現状に不満を抱えているようだ。フランス『レキップ』が伝えている。 2021年にミランを退団してPSGに加入したドンナルンマ。以降、チームの守護神として公式戦126試合に出場し、3度のリーグ・アン優勝を成し遂げ、イタリア代表としてはEURO2020制覇に貢献し、現在世界を代表するGKの1人とも評価されている。 しかし、今シーズンはチーム内での立ち位置に変化。開幕から先発でゴールマウスを守ってきたドンナルンマだが、0-1で敗れたチャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦など11月の6試合のうち3試合で先発から外れて、今夏にクラスノダールから加入したマトヴェイ・サフォノフが代わりに起用されていた。 トゥールーズ戦に続き、バイエルン戦でも先発から外れたドンナルンマは、ルイス・エンリケ監督の判断に不満を抱えている模様。バイエルン戦後に両者の関係性は限界点に達したとも伝えられており、同選手のPSGでの将来に深刻な影響を与える可能性もあると考えられている。 さらに、ドンナルンマがPSGと結ぶ2026年夏に満了を迎える現行契約を更新する交渉も開始されたが、年明けから停滞。そのため、契約最終年に突入する来夏の移籍市場で新天地を求める可能性もあるようだ。 なお、仮にドンナルンマがPSGから離れることになれば、現段階で新天地は母国イタリアになる見込み。アレックス・メレトが今夏に契約満了を迎えるナポリ、守護神ヤン・ゾマーが間もなく36歳の誕生日を迎えるインテルが獲得に関心を寄せると伝えられている。