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瀧内公美、セクハラ監督に怒りを見せる女優役を好演「私だったら、逃げる」

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インタビュー 25日公開の連作長編映画「蒲田前奏曲」

 若手女優が出演した4本の連作長編映画「蒲田前奏曲」(9月25日公開)で印象的な演技を見せるのが「火口のふたり」でキネマ旬報ベスト・テン主演女優賞に輝いた瀧内公美だ。本作は売れない女優マチ子(松林うらら)のまなざしを通して社会への皮肉を描くもので、瀧内の出演エピソードは米映画界で大きな問題になったセクハラがテーマ。演技派女優・瀧内はセクハラ問題について何を思うのか? 【写真】「蒲田前奏曲」で好演の演技派女優・瀧内公美 作中の怖い表情から一変…別カット ――出演した「行き止まりの人々」(安川有果監督)は、松林の実体験を基にしたもの。瀧内さんの役は女優へのセクハラ、MeToo運動をテーマに新作を撮ろうとする監督(大西信満)に過去セクハラに遭ったという女優・黒川役。そのオーディションでのやり取りがメインに描かれます。 「企画書と脚本をいただいた時は、なぜ、セクハラ、MeTooを題材に映画を作ろうと思ったのかなっていう疑問がありましたね。非常に難しい問題ではありますし、私自身がこれに関して何か普段から考えていたっていうわけではなかったので、そういった人間がやっていいのか、という不安みたいなものもありますし、お話を聞いてみたいなと思いました」 ――それで、プロデューサーでもある女優の松林さんとお会いした。 「『この脚本の中にある喫茶店(松林演じる女優がプロデューサーから肉体関係を迫られる)のシーンは私の実体験です』と言われました。個人的な思いがあって、これをやりたいんだと分かりましたので、私自身がこの題材について明確な答えを持っているわけではないけれど、監督を信じて、私の中でできる限りのことをまっとうしようと思いました」 ――ご自身はそういった経験は? 「ないですね。守られていたと言うか、きっと気づかなかったとかもあると思うんですけども……」 ――自分だったら、とは考えなかったですか? 「私は嗅覚が鋭いほうだと思ってますので、逃げちゃうかな」 ――セクハラ、MeToo運動はハリウッドで大きな問題になりました。日本でも、女優の松林さんの企画で描かれるのは意義深いですね。 「アメリカでもシャーリーズ・セロンが製作した(米アカデミー賞候補として話題になった)『スキャンダル』がありましたが、企画としてはセンシティブなものですよね」

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