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バスもマスクで”ステイホーム” 従業員元気づけようと一計 「走る日夢見て踏ん張る」/兵庫・丹波市

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丹波新聞

 バスも「ステイホーム」余儀なく―。新型コロナウイルスの影響で大きなダメージを受けている観光業界。兵庫県丹波市氷上町の大伸観光も今年1月後半から依頼は1件もなく(6月2日時点)、全くバスを走らせていないという。  「へこんでいても仕方がない」と同社の北野有作専務(45)は、従業員を元気づけようと自社所有の観光バスにコピー用紙を切り貼りしてこしらえた巨大マスクを装着、従業員の“小さな”笑いを誘っている。「こんなことでもして気持ちを紛らさないと。また大勢のお客さんを乗せて走り回る日々が戻ってくることを夢に見ながら、今は踏ん張るしかない」と話す。  車庫には、スタッドレスタイヤを履いたままの5台の観光バスが静かにたたずんでいる。  例年なら春から繁忙期に入り、お花見や新緑の行楽、部活動や自然学校などの学校行事などで、各地を慌ただしく走り回っていたが、今年はそれらが全て泡と消えた。  緊急事態宣言は解除されたが、「コロナが終息しない限り、見通しが立たない。でも今は多くの人が同じように耐え忍んでいる」と北野専務。「政府や行政からの支援は届かないし、いつまでこいつら(観光バス)をステイホームさせたらいいのやら」とため息交じりにバスを眺めていた。

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