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【MLB】7月下旬開幕の60試合制で得をするのは「春男」?「夏男」?

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MLB.jp

 今年のメジャーリーグのレギュラーシーズンは、新型コロナウイルスの影響によって7月下旬開幕の60試合制という異例の形式で行われる。この形式は、例年スタートダッシュを見せる「春男」に有利なのだろうか。それとも、後半戦に調子を上げてくる「夏男」に有利なのだろうか。全く予想のつかないシーズンとなりそうだ。

 60試合制という数字だけを見れば、例年スタートダッシュを見せ、その後スタミナ切れなどによって失速してしまう選手にとって有利なスケジュールと言えそうな気がする。スタミナ切れを起こす前にシーズンが終了し、好成績を維持したままシーズンを終えられる可能性があるからだ。

 しかし、例年の開幕60試合とは異なり、今年の60試合は7月下旬から9月下旬にかけて行われる。通常のレギュラーシーズン後半戦に相当する期間であり、夏の到来とともに調子を上げてくるスロースターター型の選手にとって有利に作用する可能性もあるわけだ。

 7月下旬開幕の60試合制という異例のスケジュールは、春先にシーズン序盤に好成績を残すスタートダッシュ型の選手、いわゆる「春男」にとって有利なのか、夏場に調子を上げてくるスロースターター型の選手、いわゆる「夏男」にとって有利なのか。こればかりはふたを開けてみなければわからない。

 メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンスは、日本時間6月26日に公開した記事のなかで、スタートダッシュ型の選手とスロースターター型の選手の選手を5人ずつピックアップしている。カストロビンスが紹介している選手は以下のような顔ぶれだ。

スタートダッシュ型の選手

【1】ブライス・ハーパー外野手(フィリーズ) 3~4月の通算OPS1.025は現役選手のなかでベストの数字(300打数以上)。通算OPSが2番目に高いのは5月(.902)。よって、約2ヶ月間の60試合制で好成績を残す可能性がある。 【2】チャーリー・モートン投手(レイズ) 過去2年間の3~4月に記録した防御率2.21はメジャー2位の好成績。5月以降の防御率も3.29と優秀だが、特に3~4月は被打率.182、被OPS.566と相手打者を圧倒していた。 【3】フレディ・フリーマン一塁手(ブレーブス) 3~5月の通算OPS1.021は現役2位(600打席以上)。通算長打率を比較すると、後半戦の.484に対して前半戦は.520を記録している。今年こそMVPに手が届くかもしれない。 【4】カルロス・マルティネス投手(カージナルス) 過去5年間の3~4月に記録した防御率2.39と被打率.193はともにメジャー1位(100イニング以上)。キャリア通算では後半戦の防御率3.69に対し、前半戦は3.14をマークしている。 【5】アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース) 3~4月は2017年に10本塁打、OPS1.161、2018年に7本、OPS1.037、昨年も5本、OPS.925の好成績をマーク。キャリア通算では前半戦がOPS1.013、後半戦が.879と大差がついている。

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