勇気づけられる!LGBTQ +の子どもを持つ親の心温まるストーリー集
どんな子どもにとっても、親が味方でいてくれているという安心感はかけがえのないものです。そしてマイノリティであるLGBTQ+の子どもたちこそ、それを求めています。 LGBTQ+の人々、両親、家族のための団体PFLAGは、家族のサポートがあるかないかで、LGBTQ+の人々の人生に大きな違いを生み、そのストーリーをシェアすることの大切さを語っています。 今回は、LGBTQ +の子どもと親の素敵なストーリーをいくつかご紹介。ありのままを愛する大切さが感じられるはず。
結婚式の母親役を代打
2011年、サラ・カニンガムさんの息子は、自身がゲイであるとサラさんにカミングアウト。彼女は保守的なバプテスト(キリスト教プロテスタントの一教派)だったので、時間はかかったものの、受け入れることに。そして、宗教よりも息子を選んだ後、Facebookの投稿で、ある提案をした。それは、宗教上の理由などで結婚式に参加しない母親の代わりをするということ。 「もし結婚式で、生物学上の母親が参加してくれなかったら、電話して。 私が行きます。私があなたの1番のファンになります」 この投稿に、多くの人々が反応! その後、サラさんはたくさんの結婚式に参列、司祭を務めたこともあったそう。
息子のためのタトゥー
オーストラリア在住のトランスジェンダーのドリュー・プライスさんは、2019年5月にTwitterで両親の行動への喜びを投稿。 「両親がトランスジェンダーの息子(私)のために、トランスジェンダーの旗のタトゥーを入れたんです。胸がいっぱいです」 さらに別のツイートでは、この行動が彼にとって、どれだけ意味のあることだったかを語った。 「私がカミングアウトした当初は、お互いどうやってコミュニケーションを取ったらいいかわからないぐらい、最悪な関係でした。家族が私を誇りに思ってくれるのと同じぐらい、私は家族を誇りに思っています」 このツイートの後、プライスさんには多くの人々から愛のこもったメッセージが送られたそう。『Insider』にも想いをこう語った。 「私を愛して、受け入れてくれる両親を持ったことが、いかにラッキーかを改めて感じました。紆余曲折はありましたが、両親は私の1番のサポーターです」