レアル・マドリード、アンチェロッティらがDF獲得は必要との結論を出す…冬の補強に否定的なペレス会長を説得へ | ラ・リーガ
レアル・マドリード内部で、冬の補強に向けた動きが進んでいるようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 DFダニ・カルバハルが右足に重傷を負い、今季中の復帰が絶望的となったレアル・マドリード。これを受けてカルロ・アンチェロッティ監督、ホセ・アンヘル・サンチェスGD(ゼネラルディレクター)、サンティアゴ・ソラーリFD(フットボールディレクター)は、2019年1月にMFブラヒム・ディアスを獲得して以降一切行なってこなかった、冬の補強の是非を問う会議を行なったようだ。三者はトップチームの陣容、下部組織にいる選手たち、市場に出るであろう選手たちについて洗いざらい分析したという。 そしてアンチェロッティ監督は、たとえMFルーカス・バスケスを信頼しているとしても、今季多くの試合を戦う消耗も考慮してやはり選手獲得が必要だと考えている様子。アンヘル・サンチェスGDとソラーリFDも同じ考えで、これから冬の補強に最も否定的というフロレンティーノ・ペレス会長を説得することになるようだ。 なおレアル・マドリードが冬の補強に動くとして、獲得するのが右サイドバックだけか、それともセンターバックもなのか、はたまた両ポジションを務められる選手なのかは不明。現在、同チームがセンターバックとして起用できるのはDFアントニオ・リュディガー、DFエデル・ミリトン、DFダニ・バジェホの3選手、右サイドバックがL・バスケスの1選手と戦力不足は否めない。長期離脱中のDFダヴィド・アラバも1月から起用可能だとしても、すぐには結果を求められない状況だ。 この報道が事実だとして、果たしてペレス会長は、6年ぶりの冬の補強に青信号を出すのだろうか。