J1町田「ゼルビアファンフェスタ」開催で応援に感謝 相馬勇紀「来季エンブレムの上に星をつけましょう」
J1初挑戦で3位の好成績を残したFC町田ゼルビアが14日、ホームの町田GIONスタジアムで「ゼルビアファンフェスタ2024」を開催した。 【写真】町田ファンフェスタで縄跳びに挑戦するFW藤尾翔太(右端)ら選手 一部の外国籍選手を除き、ほぼ全選手とスタッフが参加。チーム対抗形式で障害物&借り物競走や、クラブにまつわるクイズなどで得点を競い合った。レフェリー役を務めた黒田剛監督は、指導時や試合中とは違いやや甘め?のジャッジ。集まった約1800人のファンを楽しませた。 特殊なボールを使いファンへのプレゼントを決める「フットダーツ」では、FW藤尾翔太がキック前にチームメートから水入りペットボトルを渡され苦笑い。期待通りに!?ボールに水をかけるアクションを見せ、黒田監督に止められる場面もあった。DF鈴木準弥は、タオルでボールをふく仕草から得意のロングスローを披露。今季話題を呼んだ戦術もユーモアに変え、スタンドを沸かせた。 ミニトークショーでは、GK谷晃生とMF相馬勇紀が対談した。夏の加入時に相馬から相談を受けたという谷は「来てほしかったので、クラブのいいところしか言わなかった。僕が連れてきました」と得意顔。相馬は「僕を迎え入れてくれてありがとうございます」と応援に感謝し「来年はアジアを獲りたいと思っているので、一緒にこのエンブレムの上に星をつけましょう」と高らかに宣言。大きな拍手を浴びた。 ほかにも春季キャンプで話題を呼んだFW荒木駿太とDF望月ヘンリー海輝による漫才、関西弁コンビのMF仙頭啓矢と藤尾によるマジックショーなどさまざまな趣向の余興が用意された。さらにチームバス試乗会や選手と直接触れ合えるコーナーもあり、ファンは大喜び。しばし寒さを忘れる時間となった。