Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

『チャングムの誓い』イ・ヨンエ14年ぶりの復帰作 行方不明の息子を探す「ブリング・ミー・ホーム 尋ね人」を採点!

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
文春オンライン

〈あらすじ〉

ソウルで看護師として働くジョンヨン(イ・ヨンエ)は、6年前に7歳で行方不明になった息子のユンスを探し続けていた。ある日、不幸な事故で夫を亡くした彼女の元に、ユンスに似たミンスという少年の目撃情報が寄せられる。情報を頼りに郊外の漁村の“マンソン釣り場”を訪れると、従業員だけでなく地元警察のホン警長(ユ・ジェミョン)までもがミンスの存在を隠し、彼女を追い払おうとすることに疑念を募らせる。一度は立ち去ったものの、暗くなってから再び釣り場を訪れると、手錠をかけられたミンスと思しき少年を見つけて……。 【写真】この記事の写真を見る

〈解説〉

大ヒットドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」のイ・ヨンエの、『親切なクムジャさん』以来14年ぶりとなる復帰作。本作で長編デビューするキム・スンウ監督による社会派サスペンス・スリラー。108分。 中野翠(コラムニスト)★★★☆☆母性の強さや狂おしさを見せる映画なのだが、秘密を持つ村の粗暴さや執拗さについて行けず。巧拙ではなく好悪の問題。 芝山幹郎(翻訳家)★★★☆☆不穏な漁村でうごめく凶悪で荒々しい男女。韓国の犯罪映画に不可欠な要素だが、そこの脂肪分が濃すぎて、ややもたれる。 斎藤綾子(作家)★★★★☆母親の悲しみと怒りを、見ているこちらが汗ばむ迫力で演じるイ・ヨンエ。彼女の眼差しの変化にラスト震えあがった。 森直人(映画評論家)★★★☆☆『チェンジリング』等も連想したが、もっと直截に社会の澱みが強調されるスリラー。狂気と露悪の判断がつき難い面も。 洞口依子(女優)★★★☆☆映画全体を牽引する主演女優の安定感。韓国映画お得意のクソ社会描写。ツメ甘く、私を早く家に連れ帰ってと思った。 『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』(韓) 新宿武蔵野館ほか全国順次公開中 https://www.maxam.jp/bringmehome/

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年10月1日号

【関連記事】