形も手触りも温かい、後藤睦の木のうつわ。【今日の逸品】
後藤睦〈matka〉オリジナルプレート
カーサ ブルータスの人気企画「10選」シリーズから、こだわりの逸品をジャンルレスに日替わりでご紹介します。 【フォトギャラリーを見る】 温かな質感と手にした時の軽やかさが木のスープ皿のいいところ。長野県の木工作家、後藤睦がつくるうつわは、そのふっくら丸みのあるデザインで食卓の景色をも和らげる。ぜひ盛り付けてみたいのは、カブや大根、白菜をゴロンと入れたホクホクの冬野菜スープ。うつわの中で野菜を切り分けても、カトラリーのあたりが柔かいから安心だ。 原木を仕入れ、木目を見極めてカットし、木工ろくろで挽いて成形する。オイル仕上げまですべて一人で手掛ける後藤のうつわは、長く使い続けてもけば立つことがなく、使えば使うほどいい色ツヤがでる。ほどよい深さのあるデザインは、ギャラリー〈matka〉と共に考えたオリジナル。リピート買いする人も多いそうだ。 公式サイト
photo_Masaki Ogawa text_Masae Wako stylist_Makiko Iwasaki