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INAC“魅惑のユーティリティー”吉田凪沙、「勝負の年」に掲げるレギュラー奪取の野望

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Football ZONE web

自身初のなでしこ1部挑戦で感じた“差” 「判断のスピードのレベルが違った」

 なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)1部のINAC神戸レオネッサは、ゲルト・エンゲルス新監督を迎え、2013年以来となるリーグ優勝を目指す。攻守両面でアグレッシブなサッカーを目指すなかで、飛躍が期待される若手が所属2年目の吉田凪沙だ。  吉田は現在の同僚であるMF八坂芽依と同じく、兵庫県・姫路の日ノ本学園高出身。1年次に常盤木学園高を破ってインターハイ女子初代日本一に輝くと、そこから3連覇の偉業を達成。2年・3年次には高校女子サッカー選手権で2連覇を果たすなど、黄金時代を築いた一員としてその名を刻んだ。  その後、吉備国際大に進学して4年間、なでしこリーグ2部、チャレンジリーグ(3部相当)でプレーし、昨季INACへステップアップ移籍。自身初の1部挑戦となった2019年シーズンはリーグ戦1試合、カップ戦7試合に出場した。身長167センチの上背を生かし、ヘディングや球際に激しく行って相手の攻撃を潰すのが吉田の特長だが、女子トップリーグの難しさを感じた1年だったという。 「(吉備国際大で)2部には所属していましたけど、1部は全然レベルが違うと感じました。ボールスピード以上に、一番は判断のスピードです。寄せの早さ、展開の早さもまた別の世界だったので、少しでも判断が遅れると相手にボールを奪われたり、味方ともタイミングが合わない。初めてカップ戦に出た時は、自分のプレーをある程度出せたと思いますけど、どうチームに溶け込んでいくか、(周囲に)合わせよう、合わせようと考えすぎてしまったところがありました。ポジションを奪えるチャンスだったなかで、その後の試合で自分の良さを出し切れなかったのは反省点です」  INACはなでしこジャパン(日本女子代表)の選手を多く抱えるため、代表ウィークには主力が抜ける。昨季吉田が主戦場としたボランチではMF中島依美やMF杉田妃和に代わるカップ戦要員だったが、貴重な経験を積み、スピード感についても「今まで2タッチしていたところをダイレクトでプレーしたり、ボールを受ける準備も早くなってきたかなと思います」と、手応えを覗かせる。

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