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上越探訪、情緒を堪能 北國街道を歩く

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北國新聞社

 金沢城から東京までの参勤交代ルートをたどる「北國街道を歩く」(北國新聞社主催)の第13回初日は27日、新潟県上越市の北陸自動車道名立谷浜インターチェンジ(IC)付近を出発点に行われた。参加者30人が名所旧跡を巡りながら、昔ながらの情緒が残る旧道の散策を堪能した。

 名立谷浜IC付近は街道の姿が江戸時代に比較的に近い形で残っているとされる。一行は一部未舗装の細いうねうねした道を歩きながら、子育てに御利益があると伝わる乳母嶽(うばだけ)神社や、明治天皇茶屋ケ原(ちゃやがはら)御小休所阯(ごしょうきゅうしょあと)などに立ち寄った。

 茶屋ケ原御小休所阯は1878(明治11)年9月25日、明治天皇が北陸巡幸の際に休憩したと伝わる。承久の乱に敗れて、1221年に佐渡へ配流(はいる)となった順徳上皇ゆかりの地ともされ、参加者は観光ガイドの解説にじっくりと耳を傾けた。

 初日はえちごトキめき鉄道谷浜駅付近までの9・6キロを歩いた。今回が第9回以来の参加という紺谷鍛さん(81)は「今回のルートは坂道が多くて大変だが、かつて加賀藩主が同じ道を通ったと思うと、とても感慨深い」と語った。

 「北國街道を歩く」は北陸新幹線で結ばれた東京との距離を実感してもらおうと企画され、おおむね月1回のペースで行われる。第13回最終日の28日はえちごトキめき鉄道の高田駅付近までの10・9キロを歩く。第14回は7月18、19日に上越市から妙高市にかけての街道が舞台となる。問い合わせは、ほっこく観光=076(263)3565=まで。

北國新聞社