ヤンキースオーナーはFAソトの残留交渉に弱気? 再契約への自信を問われて「分からない。我々も候補には入るだろう」
MLBの公式サイト『MLB.com』は現地11月20日、「ソトはヤンキースに残るのか?」と題した記事を掲載。ニューヨーク・ヤンキースのオーナーを務めるハル・スタインブレナー氏のコメントを紹介した。 【画像】J-POPに合わせ侍JAPANを応援…台湾チアの厳選ショットを公開! 同日に行なわれたオーナー会議後の取材に応じたというスタインブレナー氏は「彼がワールドシリーズ進出の大きな要因であることは間違いない」と、今季の功績を称えつつ、ソト残留を望むファンの声を踏まえて次のように語る。 「私には耳がある。自分に何が期待されているかは分かっているよ。だから、(ソトの残留は)最優先事項なんだ」 同メディアによれば、ヤンキースはソトの代理人であるスコット・ボラス氏と、すでに面会したという。複数の他球団とも面談したとみられるなかで、再契約に自信があるかと問われた同氏は「分からない。我々も候補には入るだろう」と回答した。 また、今オフのここまでの動きを「我々は1年前よりも良いスタートを切っている。そのことに疑いの余地はない」と主張。その上で補強についても、こう示唆している。 「毎年、今年のような給与総額とそれに伴う贅沢は持続可能ではない。これはほとんどのオーナー、おそらく全員がそうだろう。ただ、それは私がやりたいことができないという意味ではない。つまり、我々は契約したい選手がいれば、誰とでも契約する力があるのだ」 今季ワールドシリーズまで進むも、ロサンゼルス・ドジャースの前に敗れて世界一を逃したヤンキース。雪辱の来季に向け、オフシーズンの動向にも注目だ。 構成●THE DIGEST編集部
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